2017年の日経平均の動きは非常に低調

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2017年も残り2か月になりました。

一年もあっという間に過ぎ去ってしまいます。

まだ2か月を残していますが、今年の相場を振り返ってみてどんな相場環境だったか確認してみます。

2017年の日経平均は過去最低レベルの値動きだった!

2017年は、ブログ主的には最低の一年でした。トレードでほとんど儲かりませんでした。

この原因の一つが、値動きがほとんどない!、と言うものです。

以下にここ27年間の日経225先物の日中ボラティリティの20日平均グラフを示します。

ちなみにボラティリティの計算は、

日中ボラティリティ=(日中の高値-日中の安値)/日中の終値×100(%)

で計算しています。

1990年から27年間の20日平均日中ボラティリティをグラフにしました。

今年の最低ボラティリティに赤線を引いてみるとご理解いただけると思いますが、この27年間で最低のボラティリティであることが分かります

また2017年(赤丸部)はボラティリティ平均がほぼ全期間に渡って1%を下回っています

1年中ボラティリティが1%を下回っている年は、この27年間ありません。

それ程、2017年は値動きが無かったという事が言えます。異常なくらい!

日中の値動きで利益を得ているデイトレーダにとっては悪夢ですね。最悪の年です。

日経平均ボラティリティ・インデックス(日経平均VI)でも確認

同じことを、日経平均ボラティリティ・インデックスでも確認してみます。

日経平均ボラティリティ・インデックスは、「日経平均ボラティリティー指数」や「日経平均VI」とも呼ばれ、日本経済新聞社が算出・公表しているもので、日経平均株価の将来の変動を投資家がどのように予想しているかを示した指数になります。

この指数値が大きいほど、相場の変動が大きくなると予想していることを意味します。

この指数がおおよそ30を超えると、現物株の値下がりリスクが上昇する傾向にあります。

2007年からの月足グラフですが、2017年は1年に渡って20をほぼ下回っています。

2017年はほとんどリスクが無く、じりじりと日経平均が上昇していることを表しています。

2017年の低ボラ相場の原因は?

2017年は、なぜこのように値動きが無い年になってしまったのでしょうか?

その理由は以下の通りです。

・世界経済に対するリスク要因が皆無

この原因が一番大きいですね。世界経済に与えるリスク要因が、北朝鮮問題程度しか無く、下落する要因がほとんどなかった。

各国で行われた選挙(フランス、日本など)も全て予想どおりでした。

・アメリカ経済を始め、世界の景気が良い

アメリカは長年の金融緩和のおかげで、現在好景気でNYダウは連日高値を更新し続けています。

アメリカのNYダウ平均は、2017/10/末で年始から17.6%上昇しています。対して日経平均は出遅れており、それが特に最近の日経平均の上昇につながっているものと思われます。

ちなみに日経平均の上昇率は、2017/10/末で年始からようやく13.9%の伸びとなっています。このままリスク要因が無ければ、もう少し伸びる余地はあるでしょう。

・世界的な金融緩和で金余りの状態にある

アメリカ・ヨーロッパ・日本と主要各国が金融緩和によって市場に莫大なお金が流れ込んできています。この余ったお金が株式市場に流れ込んできています。

日本以外の国では、流石に金融引き締めに向かっていますが、その歩みはゆっくりですので、この状況はもう少し続くものと認識しておいた方が良いでしょう。

・日銀が大量の株買いを行っている

日銀が2016年の7月に、ETF購入額を年間6兆円に増額し、日本株を購入しまくっています。

これにより日経平均が下落しにくくなっています。

そのため、株を売りで入ることが非常に難しくなっており、投機筋が売買を手控えている傾向が出ています。

株を売買する人が少なくなればボラティリティは低下し、日銀買いにより株価はじりじりと上昇することになります。

まとめ

・2017年は近年まれにみる低ボラティリティ相場であった

・原因は世界的好景気とリスク要因の無さであり、今後ももう少しは続くと考える

・但し、北朝鮮を中心にリスクには注意し、資金管理をしっかりとしてトレードを行う事

結局、今年は押し目買いで、ひたすら持ち続けていた方が儲かっていましたね(結果論ですが)

ブログ主的には、このような相場は早く終わって欲しいです。

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