日経225先物がバブル崩壊後の最高値を更新、これまでの値動き

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日経225先物(期近)が、先日の2017年11月7日終値で、バブル崩壊後の最高値である22700円を超える、22990円を付けて終了しました。

バブル崩壊後の最高値を付けたのは1996年6月ですので、21年ぶりの快挙となりました。

ここ1か月はどんどん上がる相場が続いていましたから買っている人はホクホク顔でしょうが、残念ながら私はほとんど儲かっていません。

さて日経225先物のこれまでの値動きについて確認し、今後の参考にしたいと思います。

日経225先物とは

日経225先物は、日経平均株価を原資産とする株価指数先物取引であり、大阪取引所などで取引が行われています。

ここで日経平均株価とは、日本を代表する企業225社の株価の平均値を算出したものです。

日経平均株価は1950年9月から算出が開始され、日本経済新聞社が東証一部に上場している企業から、独自の基準で選んだ225社で構成されています。

225社の企業は、毎年10月に定期的に入れ替えが行われています。定期入れ替えの無い年もあります。また臨時に入れ替えも行われています。

日経平均株価は225社の株価から算出されていますが、日経平均株価の値動きに高い影響力を持つ企業と、あまり影響を及ぼさない企業が有ります。

日経平均株価に最も影響を与えている企業は、ファーストリテイリング(ユニクロですね)で値動きへの寄与度が10%近くもあります。

その他にも、ソフトバンク、ファナック、京セラなどが値動きに大きな影響を与えています。

結構、偏っていますので、景気の指標にするならTOPIXの方が良いと思われますが、それでも日経平均は日本だけで無く海外でもメジャーになっているので、注目の指数と言えるでしょう。

この様に世界的にもメジャーな日経平均株価は海外でも取引されており、シンガポール証券取引所(SGX)、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)にて先物取引が行われています。

バブル崩壊後の日経225先物の値動き

バブル崩壊後、1990年以降の日経225先物の値動きのグラフは下記です。

バブル期での日経225先物の史上最高値は、1989年12月27日の39820円です。

以降、バブルは崩壊し怒涛の下げ相場となりました。2年半に渡って下落した結果、1992年に15000円割れとなり一旦下落が止まりました。

その後、1996年に22700円まで戻しましたが、1997年に景気回復より財政再建を優先する政府方針により、緊縮財政・消費税増税が行われ景気が悪化し、日経平均も下落しました。

いわゆるデフレ経済の始まりです。

この年から日本の国の失われた20年が始まりました。

その後は、ITバブルとその崩壊、アメリカの不動産バブルとその崩壊(サブプライムローン問題によるリーマンショックの発生)など、上下を繰り返した後、現在に続くアベノミクス相場となっています。

現在、日経平均はなぜ上がっているか

安倍政権発足以降のアベノミクスにより、円安と株高が進行しています。この要因としましては、

・日銀の大規模な金融緩和により円安が進み、企業収益が改善している

・日銀が年間6兆円におよぶ巨額の株買い(ETF購入)を行っている

・世界的な金融緩和による金余り

・世界的な好景気(アジアを中心とする株価の上昇)

・日本株の見直しによる、日本買いが起こっている

などです。

特に日銀による株購入により、日経平均株価は2000円~3000円程度値段が上乗せされていると言われています。

日銀による株買いも限界が来るとは思われますが、先の衆議院選挙での与党の勝利により、当面は続けられるはずですので、そう簡単には下落しないとは思います。

後は世界的な好景気がこのまま維持されれば、今回バブル以降の最高値を抜けましたので、更なる高値を目指して上がる可能性は高いです。

但し、世界の景気次第と言ったところでしょうね。

ちなみに日本のデフレは十分に解消されているとは言えませんので、このままバブル期の最高値を抜けるのは難しいでしょう。

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