NYダウを為替リスク無しで取引でき、配当まで貰える「くりっく株365」ですが、取扱い証券会社が複数有ります。
FXとは異なり、くりっく株365は取引所での売買のため、取引時のレートやスプレッド、配当相当額はどの証券会社も同じです。証券会社毎に異なるのは手数料と証拠金額、売買システムだけです。
どこの証券会社が良いのでしょうか、比較を行ってみます。
主な証券会社の手数料を比較してみます。
証券会社 | 手数料 |
マネックス証券 | 141円 |
岡三オンライン証券 | 153円 |
SBI証券 | 153円 |
カブドットコム証券 | 153円 |
株式会社フジトミ | 153円 |
インヴァスト証券 | 216円 |
岩井コスモ証券 | 216円 |
マネースクウェアジャパン | 300円
(日経225は500円) |
豊正二株式会社 | 1404円 |
2017/10/25日現在の手数料一覧です。主要な証券会社の手数料は、141円のマネックス証券が最安値ですが、ほぼ横並びと言っていいでしょう。
短期売買を行うなら、出来るだけ手数料の安い証券会社にすべきですが、長期保有が目的ならそれ程神経質になる必要はなさそうです。
但し、マネースクウェアジャパンのみは、他と比較し手数料が高めです。
これは自動売買システムであるトラリピをクリック株365でも利用できるからです。
またマネースクウェアジャパンでは証拠金額も独自の設定を行っており、独自証拠金額と東京金融取引所の算出する証拠金額に1万円を加えた金額のどちらか大きい方と決められています。他社より証拠金額が若干多いので注意する必要があります。
自動売買を利用するならマネースクウェアジャパンも検討の余地があるかもしれませんが、手数料や証拠金額でみれば他の会社がよさそうです。
手数料が安くて大手のネット証券会社で選べば、マネックス証券・岡三オンライン証券・SBI証券・カブドットコム証券の4社となるでしょう。
これらの証券会社は口座開設費用や講座維持費も無料です。
自動売買を行いたいなら、手数料は若干高めですがマネースクウェアジャパンがおすすめでしょう。
長期保有なら上記4社で選択すれば大丈夫と思いますが、特に岡三オンライン証券は取引ツールが充実しています。
岡三オンライン証券では、EXCELで売買システムを構築できるRSSも用意されています。
長期保有で資産運用を目指すか、自動売買でこつこつと利益を稼ぐかで選ぶ証券会社が決まりそうです。
ではNYダウによる資産運用ですが、どのようにしていくのが良いでしょうか?
次回考えてみます。