今年は相場の値動きが小さくて、非常に苦戦しております のまっち です。
もうそろそろ何ですか、何とかショックとやらで大きく動いてくれないですかねえ。ほんとに、このままでは干上がってしまいます。
今年は株価や為替の値動きも非常に小さく、7月の値動きもここ数十年で最低の状態だったようです。これでは全く儲かりません。
今年はひたすら買い持ちしている人が儲かっています。ほんとに。
さて今回は前回の続きで、株をあきらめ新しくFXを始めた時のことを書かせて頂きます。
私が初めてFXなるものを始めたのは12年ほど前の話です。インターネットに接続するのに、まだ電話回線でモデムを使っていた頃のお話です。接続に時間が掛かるし、遅いし、モデムはピーガーうるさいし、そんな頃でした。
しかし、初めてFXの取引画面を見たときは衝撃でした。何せ画面いっぱいに各通貨の値段が表示され、その値段がピコピコとリアルタイムで変わっていたからです。「ちょっと株とは違うぞー」と感動を覚えました。
その当時はクロス円のキャリートレード、高金利狙いのスワップトレードが盛んでしたから、私もドル円をすかさずロング(買い持ち)し値上がりを待ちました。
上がりましたね。最初は恐々でしたので、1万通貨程度をロングしながら様子を見ていましたが、少しずつ儲かるにつれて買い増しを行っていきました。また他の高金利通貨(豪ドルやNZドル)もすこしづつ購入し、スワップと為替差益が溜まるのを楽しんでいました。
1年目は僅かですが儲かったので、買っていれば儲かると確信したため、暴落することなど夢にも思わず、少し下がれば買い、上がれば売っていました。
今でいえばナンピン手法を知らず知らずに行っていたことになりますが、初心者ですから資金管理なんて全く行っていません。今から考えますと非常に危険なことをしていました。
ドル円の天井付近で買いのナンピン。その後の地獄の展開が手に取るようにわかります。
当時、ドル円は120円前後をうろうろしており、120円を切れば買い増しを行い、120円を超えれば売っていました。
最終的には120円から下がるごとに買い増しを行い115円くらいになった時に、保有ポジションが10万通貨を超えていました。その時は「120円超えれば数十万儲かるなあ」と内心でしめしめと思っておりました。
そして悲劇がやってきます。
続きます。