「思い出のマーニー」は2014年に公開された、スタジオジブリのアニメ映画です。

原作はイギリスの古典的名作で、アニメでは舞台を日本に変えて制作されています。

主人公の名前のアンナは原作とアニメでは同じ名前ですが、日本を舞台にしているので漢字で「杏奈(アンナ)」と設定されています。

そんな主人公の杏奈ですが、年齢はいくつなのか、苗字や住んでいる場所(物語の舞台)など疑問点についてご紹介します。

 

 

 



思い出のマーニーの杏奈(アンナ)の年齢や苗字は?

杏奈は無気力で感情を表に出さない、おとなしい性格の女の子です。

自分のことが嫌いで、学校でも友達が出来ずに孤立しています。

そんな杏奈(アンナ)の年齢は12歳で中学1年生です。

苗字は「佐々木」で、本名は「佐々木杏奈(ササキアンナ)」です。

杏奈の年齢については「思い出のマーニー」の映画の公式ページに記載されています。

(引用元:思い出のマーニー映画公式サイト)

 

杏奈の苗字は公式ページにも記載されていません。

しかし映画の中で、杏奈が喘息の発作のため家でお医者さんの往診を受けている際に、友達が尋ねてくるシーンで、家のドアの横に表札がかかっているのが見えます。

表札には「佐々木」と書かれています。

(引用元:映画「思い出のマーニー」©2014 STUDIO GHIBLI Inc.)

 

杏奈は喘息の発作で授業中に倒れて学校を休んでいるのですが、かばんを届けに来た友達が杏奈のことを「おとなしいから」「おとなしいって言うかねえ」と意味深なことを言っています。

アンナの保護者である頼子はアンナを心配して療養させることになります。

 



杏奈の住んでいる場所は?

「思い出のマーニー」はアニメでは舞台は北海道に設定されています。

杏奈の住んでいる場所は札幌で、療養先は釧路周辺の田舎町がモデルになります。

 

杏奈の実家は札幌になります。療養先の海辺の町から札幌の頼子に手紙を出しています。

(引用元:映画「思い出のマーニー」©2014 STUDIO GHIBLI Inc.)

 

手紙の宛先には「北海道 札幌市 青葉区 緑が丘町」と書かれていますので、実家の場所は札幌で間違いないですが、青葉町は札幌には実在していません。

 

杏奈は札幌から釧路行きの特急に乗り海辺の街へ旅立ちます。

(引用元:映画「思い出のマーニー」©2014 STUDIO GHIBLI Inc.)

 

杏奈が最後に降り立った駅は「岸崎別駅」ですが、実際にはこの名前の駅は北海道にはありません。

架空の駅ですが、道東の駅や風景をジブリのスタッフがロケハンして、架空の駅を作り上げたのでしょう。

 

ちなみに原作ではアンナはロンドンに住んでおり、療養先はイギリスの海辺の村であるリトル・オーバートンが舞台です。

 

 

今回は、ジブリのアニメ映画「思い出のマーニー」について、主人公の杏奈の年齢や苗字、そして舞台となった場所はどこかについてご紹介しました。

北海道の大自然を舞台に、自分を嫌いで孤立してしまった少女が、療養先の街で出会った少女「マーニー」との心のふれあいを経て、新しい自分に目覚めていく感動のお話になっています。

マーニーとの交流のシーンでは、少し不思議な体験が出てくるので、映画を見ていて戸惑うこともあります。

しかし、最後には様々な謎が解けて、杏奈の性格の変化と共に清々しい気分にさせてくれる名作です。

何度も見ることで、疑問点も解消されてくるでしょう。

この記事がそのお役に立てれば幸いです。