カーネーションは母の日に贈る花ですね。
しかし、カーネーションには様々な色があり、それぞれの色で花言葉が違います。
中には悪い意味の花言葉を持つ色のカーネーションがあり注意が必要です。
どの色なら贈り物として良いかを、色別の花言葉でご紹介します。
またカーネーションの花言葉についての意味や由来もご紹介します。
贈る相手にピッタリ合った色のカーネーションを選んで下さい。
カーネーションの色別の花言葉は?悪い意味もあるの?
カーネーションには様々な色があり、それぞれの色で花言葉が異なります。
色別に花言葉をまとめると次のとおりで、黄色や濃い赤は悪い意味があるので注意が必要です。
(引用元:美しい花言葉・花図鑑 二宮孝嗣著 ナツメ社)
- 赤:愛、感動
- ピンク:感謝の心、温かな愛情
- オレンジ:情熱、清らかな愛
- 白:純粋な愛
- 濃い赤:私の心に哀しみを、欲望
- 黄:軽蔑
母の日に贈る色は、赤色かピンクが良いでしょう。
それぞれの色の花言葉の詳細をご紹介します。
赤いカーネーションの花言葉
カーネーションと言えば定番の赤色です。

【赤いカーネーションの花言葉】愛、感動
赤のカーネーションの花言葉は、母の日に贈るのに最も適しています。
何色にするか困った場合は、赤色を選んでおけば問題なしです。
ピンクのカーネーションの花言葉
ピンクのカーネーションも、贈る際にはとても良い花言葉です。

【ピンクのカーネーションの花言葉】感謝の心、温かな愛情
ピンク色は親愛の情を表す花言葉です。大好きなお母さんに心を込めて贈りましょう。
母の日にお母さんに贈るには最適な花言葉ですね。
オレンジ色のカーネーションの花言葉
オレンジ色のカーネーションの花言葉は非常に情熱的です。

【オレンジのカーネーションの花言葉】情熱、清らかな愛
オレンジ色の花言葉はどちらかと言うと恋人に対する愛情のイメージです。
花言葉としてはポジティブな内容なので、贈るのに問題はありませんが、母の日に贈るよりも恋人に贈るほうが合っています。
白色のカーネーションの花言葉
白のカーネーションは特別な意味を持っています。

【白色のカーネーションの花言葉】純粋な愛
白色のカーネーションの花言葉は美しいですが、白色は亡くなった母へ贈る色とされています。
その理由としては、アメリカのウエスト・バージニア州でアンナ・ジャービスと言う女性が自分の母の命日に、白いカーネーションを教会で人々に配ったことが母の日の始まりとされているからです(母の日の由来については諸説あります)。
この事をきっかけに、「母の日」を国中で祝う運動が始まり、1914年にウィルソン大統領が5月の第2日曜日を「母の日」に制定しました。
よって、白のカーネーションは亡くなった母に対して贈るのが適切でしょう。
(引用元:花言葉・花辞典 池田書店)
濃い赤のカーネーションの花言葉
濃い赤色のカーネーションの花言葉はあまり良い意味ではありません。

【濃い赤のカーネーションの花言葉】私の心に哀しみを、欲望
濃い赤のカーネーションの花言葉にはネガティブな意味があります。
母の日に贈る色にはあまり適切ではありません。
黄色のカーネーションの花言葉
黄色のカーネーションの花言葉には悪い意味があります。

【黄色のカーネーションの花言葉】軽蔑
黄色のカーネーションの花言葉はネガティブな花言葉がつけられています。
人に贈る際には注意が必要です。
母の日に贈るカーネーションの色は、赤かピンクが最適でしょう!
カーネーションの基本データ
カーネーションはリーズナブルで、比較的花持ちがよく贈り物に適しています。
飾りやすく一輪咲き以外にもスプレータイプ(枝分かれして沢山花が咲くタイプ)もあります。
カーネーションの基本データは次のとおりです。
【分類】ナデシコ科ナデシコ属
【学名】Dianthus caryophyllus(ダイアンサス・カリオフィルス)
【英語名】Carnation、Clove pink、Divine flower
【原産地】南ヨーロッパ、西アジア
【和名】オランダセキチク
【最盛期】2~5月(出荷は周年で行われている)
【花持ち】7日~10日程度
(引用元:花言葉・花辞典 池田書店)
今回は母の日に贈るカーネーションについて、色別の花言葉をご紹介しました。
母の日に贈る色は、赤色かピンクが最適でしょう。
逆に濃い赤色や黄色はネガティブなイメージの花言葉なので、母の日に贈るのは控えたほうが良いでしょう。
また、亡くなったお母さんには白いカーネーションを贈るのが適しています。
カーネーションの色と花言葉にも注意しながら、カーネーションをお母さんに贈って感謝の気持を伝えましょう!
この記事がお役に立ちましたら幸いです。