2019年10月1日から、消費税は8%→10%に上がりました。

政府は景気の腰折れを防ぐため、またキャッシュレスを推進するために、キャッシュレス決済を中小規模のお店で行うとポイント還元する制度を進めています。

これは登録された中小小売店でキャッシュレス決済を行うと、2%~5%のポイントが還元されるものです。

そして、JR西日本が発行するICOCAカードでも、扱いのある店では2%~5%のポイント還元が可能です。

今回は、ICOCAカードで消費者還元ポイントを受けるための登録方法とポイントの確認方法をご紹介します。

また登録できる駅はどこで、ネットでも登録は可能なのかについても調べました。

 

 



ICOCAポイントの登録方法!登録できる駅は?

ICOCAカードでキャッシュレスのポイント還元を受けるためには、利用する前日までに利用登録が必要です。

ICOCAの登録方法は自動券売機とWEB利用の2種類があります。

 

※注意:SMART ICOCAカードは初期登録は不要です!そのままポイント還元を受けることができます。(JR西日本に確認済み)

SMART ICOCAは初期登録不要です。

 

自動券売機によるICOCAの登録方法

登録できる券売機は、ICOCAエリア内の紺色とピンク色の券売機です。

 

 

ICOCAの登録手順は次の通りです。

今回はピンクの自動券売機で試しました。

 

画面の「ポイント利用登録」を選択します。

 

ICOCAカードを右下のホルダーに置きます。

 

この画面では「次へすすむ」をクリック

 

規約が表示されますので「同意して登録する」をクリックします。

 

これで登録は終了です。

 

自動券売機での登録は非常に簡単です。では登録できる自動券売機はどこにあるのでしょうか?

 



登録できる自動券売機のある駅は?

ICOCAポイントの登録ができる駅は主要駅に限られています。次の資料にある駅のみです。

次の文章をクリックすればPDF資料がダウンロードされます。

→ICOCAポイントが登録可能な自動券売機のある駅一覧

なかり限られていますね。最寄り駅が含まれているか確認しましょう。

 

ネット利用による登録方法!

登録できる自動券売機のある駅が主要駅に限られますので、ネットで登録したいと考えますよね。

ネットでの登録は次の登録フォームから申請します。

→ネットでの利用登録

 

但し、ネット登録では登録までに最大10日間掛かります。

お急ぎの場合は、最寄りの主要駅に行ったほうが早いでしょう。

 

ICOCAポイント(消費者還元)の確認方法!

ICOCAで還元されたポイントが付与されるには時間がかかります。

3ヶ月に1回の頻度でポイントが付与されます。

付与される日程の例は、次の通りです。

  • 2019年10月1日~2019年12月31日の期間にご利用いただいた場合、ポイント付与タイミングは、2020年1月中旬を予定
  • 2020年1月1日~2020年3月31日の期間にご利用いただいた場合、ポイント付与タイミングは、2020年4月中旬を予定
  • 2020年4月1日~2020年6月30日の期間にご利用いただいた場合、ポイント付与タイミングは、2020年7月中旬を予定

ポイントの還元は3ヶ月ごとで、しかも還元されるのは更に1ヶ月後になります。

(引用元:JRおでかけネット https://www.jr-odekake.net/cashless/icoca/)

 

そしてポイント還元をするには、紺色かピンクの自動券売機まで行き、自動券売機でポイントをICOCAカードにチャージする必要があります。

自動的にICOCAへポイントはチャージされませんのでご注意ください(JR西日本に確認済み)。

 



ICOCAでポイントが還元される店はどこでしょうか?

ICOCAでポイント還元可能なお店は、政府が提供するスマホアプリ「ポイント還元対象店検索アプリ」を用いて探します。

 

 

 

 

例えば、大阪駅周辺でICOCAが使えるところを探すと数店だけありました。

この店なら、ICOCAで5%還元は可能なようです。

 

しかし、ICOCAでポイント還元できる店はかなり少ないです。今後の店舗数の拡大に期待したいところです。

しかし現状ではICOCAの登録・確認・還元には主要駅に行く必要があり、ICOCA取扱店も少ないので、ご自分の行きつけのコンビニなどが対応していれば登録するくらいで構わないと思います。

 

今回は、消費税率アップに伴い開始されたキャッシュレス決済の還元制度について、ICOCAでも登録・確認する方法についてご紹介しました。

ICOCAで還元される店舗はまだ少ないですが、よく行くお店が対象の場合は登録して損はないと思います。

 

この記事がお役に立ちましたら幸いです。