筋トレをする目的は、健康のため、運動不足の解消、ボディメイク、老化を遅らせるため、ダイエット、異性にもてたいなど、人により様々です。

しかし筋トレをするのはかなり面倒ですし、トレーニングもキツイですし、ジムに行くなら費用も時間も掛かります。

そのため効果が実感できなければ、トレーニングを継続出来ずにすぐに諦めてしまいます。

実際多くの人が、希望に燃えてジムに入会しトレーニングを開始しますが、少なくない人数の人が途中で挫折し辞めてしまいます。

ジムに入会したものの幽霊会員になっている人も多いと思います。

では、筋トレの効果ってどの程度の期間で実感できるようになるのでしょうか?

 

 

 



男性の場合、筋トレの効果はどのくらいで出るのか?

 

筋トレの効果に男女差がある

まず筋トレの効果が表れる期間は、男女で時間差があります。

これは男性の方が、筋肉増強に重要な成長ホルモンの「テストステロン」が多く分泌されるからです。

従って、男性の方が筋トレの効果が早く表れので、より実感しやすいといえます。

筋トレを継続するのは男性の方が有利と言えるでしょう。

 

初めての人が筋トレの効果を実感できるのは意外に早い

実は筋トレをやっている本人が、特に初心者にとっては効果を実感できるのは意外に早いです。

とは言え、いきなり筋肉がもりもり発達し、あっという間に筋肉質の体になるわけでは有りません。

見た目はそれほど違いは無く、体感的に効果がわかる範囲になりますが、筋トレを始めてから、1~2か月くらいで違いを実感できます。

運動したことのない超初心者である筆者の場合は、最初は腹筋もまともにできず、トレーニングマシンの重りも最低レベルでも、かなり辛い重さでした。

それが週2日でトレーニングを続けると、1か月を過ぎた頃から腹筋も普通にできるようになり、トレーニングマシンの重りも増やさないと物足りなくなりました。

3か月くらい経つと、腹筋も30~40回くらい問題なくできるようになり、腹筋マシンも徐々に負荷を上げられるようになりました。

またトレーニングマシンの重りも、最初の3倍くらいでちょうど良い負荷にまで上がりました。

またひょろひょろだった上半身にも、筋肉が少しついたような感じが実感できました。

もちろん、個人差がありますし、トレーニングメニューや食生活も影響があると思います。

但しこのくらいの期間では、ほとんど見た目は変わりませんので、他人には気付かれないでしょう。

 



他の人が見てもわかるようになるのは、どのくらいの期間なのか?

自分で効果が実感できるのは結構早く、1~2か月程度と意外に早いと書きましたが、他人でも見た目にわかるくらいに効果が出るのはどのくらいの時間が必要なのでしょうか?

筆者はまだ半年しか筋トレが出来ていませんし、負荷も高くないので今も見た目は開始時とそれ程変わっていません。

もちろんテレビで有名な「ライザップ」に入会すれば、数か月で効果が出そうですが、お値段もトレーニングや食生活の管理もかなり厳しそうです。

では通常の筋トレを続けた場合、どの程度の期間を見ておけば良いのでしょうか?

ずばり1~3年ぐらいは掛かるでしょう。

運動生理学者のアラン・アラゴン氏の提唱しているモデルで計算してみます。

カテゴリ増減する筋量の割合
(1カ月当たり)
増加する筋量
(1か月当たり、体重60kgの場合)
初心者体重の1.0~1.5%0.6~0.9kg
中級者体重の0.5~1.0% 0.3~0.6kg
上級者体重の0.25~0.5% 0.15~0.3kg

初心者が筋トレを行った場合、1か月あたり0.6~0.9kg程度筋肉量が増加します。(体重60kgの成人男子の場合)

1年続ければ、7~11kg程度の筋肉をつける事が出来ます。

このくらい筋肉量が増えれば見た目にも体が大きくなっていることがわかります。

しかし筆者はそこまで到達していないので、自信を持って言えないところが残念ですが・・・。

 



やはり筋トレも継続は力なり

筋トレは続ければ必ず効果が出るので、正しい方法で続けていきましょう。

特に食生活は重要で、しっかり食べてカロリーを取る必要があります。

筋肥大にはたんぱく質だけで無く炭水化物なども摂取し、体に大量のエネルギーを投入しなければなりません。

筋肥大には多くのエネルギーが必要なのです。

特に痩せている人は(筆者もそうですが)、しっかりと食べて体重も増やして筋肥大の効果を高めることが重要です。

 

筋トレの目的は人それぞれです。

自分の目的に合わせて、焦らず着実に継続して筋トレを続けましょう。

筆者の目的は、健康に暮らしていくことなので、あまり筋肉量の増加にこだわらずに続けていきたいと思います。

この記事がご参考になれば幸いです。