2019年もすでに10月半ばになりましたが、まだ南太平洋では台風に発達する可能性のある熱帯低気圧が発生しているようです。

太平洋で発生している熱帯低気圧が、台風20号になるのか、今後の進路がどうなるかについて調べました。

また米軍の情報から、進路や台風になる可能性についても調べました。

 

 



発生した熱帯低気圧の今後の進路予想!

気象衛星の写真より、日本の南の太平洋上に熱帯低気圧(白い雲の塊、赤丸)が発生しているのが見えます。

台風になるかもしれない熱帯低気圧ですが、今後どのように動くのでしょうか?

(引用元:気象庁HP https://www.jma.go.jp/jp/gms/smallc.html?area=6&element=0&line=0)

 

気象庁の天気図の予想より、10月17日(木)までの熱帯低気圧の動きをGIF画像にしました。

10月15日9時から10月17日9時までの48時間の天気の動きです。

この天気図を見る限りでは、太平洋上に発生した熱帯低気圧は10月17日(木)でも熱帯低気圧のままで、進路もフィリピン方向に向かっているようです。

(引用元:気象庁HP https://www.jma.go.jp/jp/g3/ )

 



発生した低気圧は今後台風になるのか?

熱帯低気圧が台風に発達するためには、海面水温が26~27度より高い必要があります。

(引用元:毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20191014/ddn/002/040/010000c)

 

気象庁のHPより、現在の太平洋の海水温度は日本近海でも27度近くあり、熱帯低気圧が台風になる可能性はあるようです。

(引用元:気象庁HP https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/sst_HQ.html)

 

熱帯低気圧の中心付近の風速が17m/sを超えると台風と呼ばれるようになりますが、現在太平洋上で発生している熱帯低気圧が台風になるかどうかはまだわかりませんが、海水温も高いことから注意が必要です。

(引用元:気象庁HP https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-2.html)

 



米軍の台風予想は?

アメリカ海軍の気象予想はどうでしょうか?

次の図の橙色の丸で囲まれた「96W」が現在発生している熱帯低気圧です。

橙色の丸は、まだ台風ではないけれども今後台風になる可能性がある熱帯低気圧の印です。

(引用元:アメリカ海軍サイト https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html)

 

米軍の針路予想では熱帯低気圧の針路はフィリピン方面に進んでおり、10月17日時点では日本には影響はなさそうです。

 

 

今回は、現在太平洋上で発生している熱帯低気圧が、台風20号になる可能性と針路について調べました。

気象庁や米軍の予想でも、熱帯低気圧が台風になる可能性についてはまだわかりませんでした。

また針路も、今のところは日本を目指す動きではなさそうです。

しかし、天気は日々変わりますので、引き続き台風情報には注意が必要です。

 

この記事がお役に立ちましたら幸いです。