香港で大規模デモが発生しています。

6月上旬から始まったデモですが、未だに収まる気配が見えません。

この香港デモは「雨傘運動」または「雨傘革命」とも呼ばれています。

いったいなぜ雨傘なのでしょうか?簡単にわかりやすく解説します。

また香港デモの女性リーダーがかわいいと評判になっています。

どんな人なのか調べましたのでご紹介します。

 

 



雨傘運動とは?簡単にわかりやすく解説!

香港デモは「雨傘運動」または「雨傘革命」と呼ばれています。

この理由は、デモ隊を排除するために香港警察が催涙弾やゴム弾を使って攻撃するので、デモ隊が雨傘をさして対抗したことからと言われています。

ただ、これだけでは香港のデモについてあまり理解ができません。

今回は、香港の歴史を追いながら、デモの発生した原因と雨傘を使うに至った理由について、簡単にわかりやすく解説しました。

 

解説するにあたり、次のサイトを主に引用し参考にしました。

 

 

香港はイギリスの植民地だった

香港は150年間イギリスの植民地でした。

1842年のアヘン戦争で勝利したイギリスは、香港島を永久にイギリス領にしました。

しかし香港島は水不足が深刻だったため、1989年にイギリスは水の供給のために「新界」と呼ばれる地域を、当時の清朝政府から99年間租借(外国の領地を借りて一定期間統治すること)しています。

 

↓香港は香港島などの島や九龍・新界などの地域で構成されています。

(引用元:深セン・香港の観光旅行生活情報局 http://hongkongshenzhen.seesaa.net/article/hongkongkanko-xinjie.html)

 

イギリスの植民地だった香港ですが、中国本土の貧困・迫害から逃れた人たちが香港に数多く移民することで安い労働力が確保され、自由な経済活動が行われたため、香港経済は飛躍的に発展しました。

 

1997年に香港は中国に返還された

租借されていた「新界」地域は、1997年にイギリスから中国に返還する予定でしたが、イギリスは香港島まで中国に返すつもりは有りませんでした。

しかし、中国の最高指導者・鄧小平が、軍事介入及び水供給のストップで脅したため、マーガレット・サッチャー英首相は香港島も含めた香港全てを返還することで合意しました。

(引用元:中国ニュースサイト https://kknews.cc/history/g8v3kmy.html)
鄧小平はサッチャー首相を恫喝、イギリスは中国に屈した

 

香港全てが中国に返還されることが決まった時、香港人は大きな不安を持ちました。

なぜなら中国には言論の自由がなく、公平な裁判も期待できません。自由を謳歌していた香港人にとっては悪夢でしょう。

 

↓香港人の留学生が中国人になると落ち込んでいたそうです。これは理解できます。

 

この香港人の不安を解消するために、「一国二制度」が香港に適用されました。

 



香港の一国二制度とは?

香港の一国二制度とは、2047年までの50年間は資本主義を採用し、香港人による自治と言論・報道・出版の自由や集会・信仰の自由が認められたものです。

(引用元:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/topics/word/一国二制度.html)

 

これで香港人も安心できますね。2047年までは中国の影響下から逃れることができます。

また香港人は普通選挙を求めていましたが、2017年に行われる予定の香港特別行政区行政長官選挙を一人一票の普通選挙で行うことが、2014年の8月に中国政府から発表されました。

 

2014年に雨傘運動が勃発、普通選挙は形ばかりの選挙だった

しかし蓋を開けてみると、2017年に行われる予定の香港特別行政区行政長官選挙は一人一票の普通選挙であるものの、中国政府が認定した「指名委員」の過半数の支持を受けた人だけが候補者になれるものでした。

つまり、中国政府の意に沿った候補者しか選挙に出られないのです。

有権者は選挙権が有っても選択肢がありません。完全に「形式だけの普通選挙」でした。

これに怒った学生が立ち上がり2014年に大規模なデモになりました。

  

日本で行われるデモは安全で、デモ隊を警察(国家権力)が守ってくれます。

日本では国家に抗議すると言いながら、国家に守られながらデモをしているのですから、単なるパフォーマンスでしかありません。

そもそも日本では普通選挙がありますから、政治に問題があれば選挙で政府を変えられます。

 

しかし香港人にはまともな選挙権はありません。デモをするしか政府を変えられないのです。

しかも香港でのデモは、警察(国家権力)がデモ隊を攻撃します。

↓催涙弾やゴム弾をデモ隊に向かって発射します!まさに命がけです。

  

いくら平和的にデモをしていても、これではたまりません。

そこで身を守るために雨傘を弾除けに利用したのです、これが雨傘運動の始まりです。

(引用元:時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072800241&g=int&p=20190728at93S&rel=pv)

 

そして、雨傘が香港デモのシンボルとなりました。

 

2014年の雨傘運動は結局鎮圧されましたが、2019年に再び香港で大規模デモが発生します。

 



2019年の香港デモは、2014年とはデモの理由が違う

2019年には再び香港で大規模デモが発生しました。

2019年のデモの目的は、香港の容疑者を中国本土へ移送できるようにする「逃亡犯条例」の改正を阻止することです。

条例が改正されると、中国政府に反対する人々を政治犯として逮捕し、中国本土に移送した上で口封じが可能になります。

実際、2015年には中国政府を批判した香港の書店の関係者が突如失踪して、その後中国に連れ去られていたことがわかりました。

 

香港の言論の自由を守るために、学生を中心に香港人が再びデモに立ち上がりました。

2014年のデモは今はない「普通選挙」を求めるデモでした。

しかし2019年のデモは今ある「言論の自由」を守るデモになります。

そのため香港の人々の危機感が高く、デモ参加者も170万人とか200万人とか言われています。

香港の人口が700万人ですから、香港人の2~3人に1人が参加していることになります。

このデモの結果がどうなるかわかりませんが、香港の人々が無事であることを祈ります。

 

香港デモのリーダーかわいいと評判だがどんな人?

2019年の香港デモのリーダーとされているのは、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏(22)と周庭(アグネス・チョウ)氏(22)です。

周庭さんは、香港の民主の女神と呼ばれています。かわいいですね。

 

WEDGE Infinity より、周庭さんのプロフィールです。

【名前】周庭(チョウ・ティン)

【英語名】アグネス

【出身地】香港

【生年月日】1996年12月3日

【年齢】22歳

【大学】香港バプテスト大学 専攻:国際関係

【所属政党】デモシスト

 

日本のアニメが大好きで、小6の頃から日本のアニメを見たり、アイドルに憧れるようになります。

好きなアニメは『PSYCHO-PASS サイコパス』。

アニメを見たり、日本のメディアに対応しているうちに日本語もペラペラになりました。

(引用元:WEDGE Infinity http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14996 )

 

今ではツイッターを日本語でつぶやいたりします。

 

日本でも、日本語でツイートする周庭さんは有名です。

 

周庭さんがかわいいとのツイートです。

 

周庭さんは、8月30日には香港の警察当局に一時逮捕されましたが、同日保釈されました。

この後、周庭さんは「香港の民主主義のために闘い続ける」と述べています。

今後も民主化運動を続けられるでしょうが、命の無事を願います。

 

 

今回は、香港で行われている大規模デモが「雨傘運動」と呼ばれている理由についてわかりやすく解説しました。

また香港デモのリーダーとされる周庭さんが、かわいいと評判なので紹介しました。

周庭さんは、日本のアニメが大好きで日本語が上手な女性でした。

 

香港ではデモに参加したという理由で、6月以降に900人以上が逮捕されています。

また中国政府が人民解放軍を香港に投入するのではと言う噂も絶えません。

香港デモが、天安門事件のような悲惨な結末にならないように、香港の人々の民主的な要求が叶えられるように期待しています。

 

 

この記事がお役に立ちましたら幸いです。