9月6日(金)の21:10より金曜ロードショーで「名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)」が放送されます!

 

「名探偵コナン 天空の難破船(めいたんていこなん てんくうのロストシップ)」は、2010年4月に公開された、劇場版「名探偵コナン」の第14弾です。

巨大な飛行船内で起こる、テロリストとコナン達乗客との戦いが描かれています。

映画 「名探偵コナン 天空の難破船」では気になるシーンがいくつかあります。

1つ目は、絆創膏に何と書いてあるか?、そしてその絆創膏のせいで怪盗キッドの変装がバレたいきさつを説明します。

2つ目は、映画の最後にある怪盗キッドと蘭のキスシーンです。怪盗キッドは蘭の事が好きだったの?それとも別の意味があるの?気になるので解説します。

 

 



名探偵コナン天空の難破船で絆創膏に何と書いてる?

絆創膏が出てくるのは物語の前半です。

蘭の持っている絆創膏に、鈴木園子がいたずらで文字を書いてしまったシーンです。

絆創膏のアップが5秒程度あるので、しっかり見ていれば何が書いているのかわかりますが、絆創膏がアップになるシーンを見逃してしまうと、文字が小さいので後からの映像ではわかりません。

絆創膏アップのシーンは次の画像です。

絆創膏には「新一 LOVE」(新一とLOVEの間には赤いハートマーク)と書かれています。

名探偵コナン天空の難破船の絆創膏に何と書かれてる
(引用元:映画「名探偵コナン 天空の難破船」©2010 青山剛昌 名探偵コナン製作委員会)

 

一度見逃すと、映画の中に出てくる小さい文字が「なんて書いてあるのだろう」と、とても気になってしまいますよね。

そして、このいたずら書きされた絆創膏が物語前半の重要な鍵になります。

 

怪盗キッドの変装がバレた理由は、いたずら書きされた絆創膏のせい

今回の物語では、鈴木園子の叔父である鈴木次郎吉が、怪盗キッドに挑戦状を叩きつけています。

その内容は、鈴木次郎吉が所有する飛行船内に展示された宝石「天空の貴婦人(レディー・スカイ)」を怪盗キッドに盗んでみろと言うものです。

 

怪盗キッドは、空港作業員→飛行船のウェイターと変装し飛行船内に潜入しますが、いたずら書きされた絆創膏を腕に貼っていたので、怪しんだ蘭に正体がバレます。

初めて見ると、怪盗キッドの変装がなぜ蘭にバレたのかわかりにくいシーンです。次から画像を使って詳しく説明します。

 

↓飛行船に乗る前に、蘭はケガをした空港作業員にいたずら書きされた絆創膏をあげる。この作業員(実は怪盗キッド)はいたずら書きに気づかず絆創膏を貼る。

(引用元:映画「名探偵コナン 天空の難破船」©2010 青山剛昌 名探偵コナン製作委員会)

 

↓飛行船のウェイター(実は怪盗キッド)が落書きされた絆創膏をしていました。蘭は「なんで別の人にあげた絆創膏をあなたがつけてるの?」と怪しむ。

(引用元:映画「名探偵コナン 天空の難破船」©2010 青山剛昌 名探偵コナン製作委員会)

 

怪盗キッドが変装の名人であることに気づいた蘭が、「あなたキッドね!」と正体を見破ります。

このシーンは、怪盗キッドが何人もの人(作業員とウェイター)に化けていると理解しないとわかりにくいですね。

私も最初は「あれっ!なぜバレたの?」と迷いました。作業員とウェイターは別人(実はふたりとも怪盗キッド)であることがポイントです。

 



最後のキッドと蘭のキスシーンの意味は?

この映画の最後は、怪盗キッドと蘭のキスシーンで終わります(実際にはキスはしていません)。

しかし、なぜ怪盗キッドは蘭とキスをしようとしたのでしょうか?

その理由は、怪盗キッドは蘭に自分は工藤新一であると嘘をついて騙していましたが、そのままではまずいと考えて、無理やり蘭にキスを迫ることで自分は新一の偽物だと蘭に気づかせるためです。

ではこのシーンを次から詳しく説明します。

 

↓蘭に変装がバレた怪盗キッドはとっさに変装を脱ぎ捨て素顔になり、「俺は工藤新一なんだ」と蘭に嘘をつきます。

(引用元:映画「名探偵コナン 天空の難破船」©2010 青山剛昌 名探偵コナン製作委員会)

 

ここでのポイントは、工藤新一(名探偵コナンの元の姿)と怪盗キッド(本名:黒羽快斗)は素顔が瓜二つと言う点です。

この件について、作者の青山剛昌さんは「似てるには理由がある」と仰っているそうですが、未だに理由は明かされていません。

 

工藤新一と怪盗キッドが瓜二つであることを知らない蘭は、まんまと騙されてしまいます。

 

そして最後のシーン、工藤新一だと思いこんでいる蘭は、怪盗キッドに「自首をして」とお願いします。

怪盗キッドは「蘭が自分のことを工藤新一だと信じているのはまずい」と考え一芝居打ちます。

それは、怪盗キッドが蘭にキスを迫り、そのすきに怪盗キッドが蘭のお尻をさわろうとしたことです。

これで蘭は「あなた新一じゃないわね」と、怪盗キッドが新一でないことを理解します。

↓怪盗キッドが工藤新一でない理由を、蘭は駆け付けたコナンに「新一がやらないようなことをしたから」と言いました。

(引用元:映画「名探偵コナン 天空の難破船」©2010 青山剛昌 名探偵コナン製作委員会)

 

これでようやく蘭は怪盗キッドが工藤新一でないことを理解しました。

怪盗キッドは蘭を完全に騙していましたから、自分は工藤新一ではなく偽物だと蘭に気づかせるために、わざと蘭にキスを迫ったのですね(さらにお尻も触ろうとした)。

 

 

今回は、名探偵コナンの劇場版「名探偵コナン天空の難破船」について気になるシーン・わかりにくいシーンについて解説しました。

まとめると次のようになります。

  • 絆創膏に書かれている文字は「 「新一 LOVE」(新一とLOVEの間には赤いハートマーク) 」
  • 空港作業員とウェイターに変装していた怪盗キッドが蘭にバレてしまったのは、いたずら書きされた絆創膏を腕に貼っていたから
  • 怪盗キッドは、自分が工藤新一ではなく偽物だと蘭に気づかせるために、わざと蘭にキスを迫った

 

「名探偵コナン 天空の難破船」は、怪盗キッドの登場シーンがかなりありますから、怪盗キッドファンには必見の映画ですね!

 

 

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