「魔女の宅急便」は1989年に公開された、スタジオジブリによって制作された長編アニメです。
「魔女の宅急便」はそれまでのジブリ作品とは異なり、初めて原作が存在します。
原作は角野栄子さんが執筆された同名の児童文学書になります。
映画ではキキの旅立ちの場面で、キキのお母さんやお父さんが出てきますが、お母さんは魔女ですが一体何を作っているのでしょうか?
またお母さんの名前や声優さんがどなたかも気になりますのでご紹介致します。
魔女の宅急便でキキのお母さんの名前は?
魔女の宅急便で出てくる、キキのお母さんです。
キキのお母さんは魔女で名前は「コキリ」さんです。
そしてキキのお父さんの名前は「オキノ」さんです。

角野栄子さんが書いた原作「魔女の宅急便」の1巻では、キキのお母さんのことを「正真正銘の魔女」と書かれています。
キキのお母さんは長い伝統をもつ正真正銘の魔女です
(引用元:魔女の宅急便 角野栄子作 福音館書店)
魔女は13歳になると独り立ちして、自分の街を見つけて修行を積まなければいけません。
お母さんも13歳のときに、キキの家族の住んでいる街に一人でやって来ました。
ではお父さんも魔法使いなのでしょうか?
実はキキのお父さんは普通の人で、民俗学者として妖精や魔女についての伝説や民話を研究している学者さんだそうです。
人間と魔女が結婚して、女の子が生まれた場合は魔女として生きていくのが普通なのです。
魔女として生きる決心をしたら、13歳の年の満月の夜に独り立ちをします。
キキも魔女として生きる決心をしたので、13歳で旅立つことになります。
キキのお母さんは何の薬を作ってる?
キキのお母さんは大きな試験管を使って、何やら怪しげな薬を作っています。

スタジオジブリ制作の映画の中では、キキのお母さんが何の薬を作っているのかは紹介されていません。
しかし角野栄子さんの原作の中では、キキのお母さんは「くしゃみ薬」を作っていると書かれています。
「くしゃみ薬」とは何かは原作にも書かれていません。
まさかくしゃみをするための薬とは思えませんので、恐らく風邪薬なのではないかと思います。
キキはお母さんから「くしゃみ薬」の作り方を学びましたが、キキの性に合わず覚えることができなかったようです。
キキは飛ぶことしかできないので、宅急便をはじめたのです。
キキのお母さんを演じている声優さんは誰?
キキのお母さんを演じているのは信澤三恵子さんです。
信澤三恵子さんのプロフィールです。
【名前】信澤三恵子(のぶさわみえこ)
【生年月日】1947年5月16日
【年齢】76歳
信澤三恵子さんは、未来少年コナンではラナ役を演じています。
ラナ役の声優さんだったとはびっくりです。
他にも、野球狂の詩の水原勇気役(2代目)やサマーウォーズなどのアニメやテレビドラマなどにも出演されています。
今回は、スタジオジブリ制作の映画「魔女の宅急便」に出てくるキキのお母さんについてご紹介しました。
キキのお母さんはコキリさんで、お父さんはオキノさんです。
またお母さんが作っている怪しげな薬品は風邪薬だったのですね。
風邪を引いた街の人が買いに来るのでしょうね。
この記事がお役に立ちましたら幸いです。