映画「十二人の死にたい子どもたち」は、冲方丁(うぶかたとう)原作のミステリー小説を、2019年に実写映画化したものです。

それぞれの事情で安楽死を求める12人の子どもたちが集まった廃病院には、すでに13人目が永遠の眠りについており、それが一体誰なのか犯人は誰なのかなどの疑問について謎を解明していく物語です。

映画「十二人の死にたい子どもたち」のエンドロールでは、リョウコの名前が一瞬表示されたあと、すぐに別の名前に変わります。

なぜリョウコの名前は変わったのでしょうか?変わる前には何が書いてあったのでしょうか?

またリコという名前も出てきますがこちらは本名ではないのでしょうか?

以上の疑問を調べてご紹介します。

 

<ご注意>以下の記事にはネタバレが含まれます。

 

 



十二人の死にたい子どもたちのエンドロールでリョウコの名前はなぜ変わった?

映画「十二人の死にたい子どもたち」のエンドロールのはじめには、役名と出演した役者名が表示されますが、「リョウコ」を演じた役者名が変化します。

すぐに変わってしまうので、変わる前になんて書いてあるか気になりますね。

 

リョウコの変化する前の名前は?リコは芸名なの?

エンドロールの変わる前の役者名は次のとおりです。

十二人の死にたい子どもたちのエンドロールでリョウコの名前はなぜ変わった?
(引用元:映画「十二人の死にたい子どもたち」© 2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会)

 

「リョウコ 秋川莉胡」と表示されます。

物語の中での本名は「リョウコ」で、秋川莉胡 (あきかわりこ)は物語の中の芸名で「リコ」と愛称でよばれています。

 

変化したあとの表示は次のとおりです。

十二人の死にたい子どもたちのエンドロールでリョウコの名前はなぜ変わった?
(引用元:映画「十二人の死にたい子どもたち」© 2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会)

 

リョウコ役の橋本環奈さんの名前に変わります。

すぐに表示が変わってしまうので、前の名前(秋川莉胡)が見にくいですね。

 

リョウコの名前はなぜ変わった?

「リョウコ」役は橋本環奈さんが演じています。

 

物語の中では「リョウコ」は、「秋川莉胡(愛称:リコ)」という芸名の美人有名女優という設定です。

顔はほとんどの人が知っていて、芸能雑誌のグラビアにも出てくる美人女優です。

ほとんどの人が知っている顔なので、物語の序盤には帽子とマスクをして誰かわからないように変装しています。

 

映画の中では女優として芸名を持っていることから、エンドロールでは映画の中の本名と芸名を最初に表示して紹介しています。

そしてすぐに役者名を実際演じた橋本環奈さんの名前に入れ替えています。

これは物語の中の芸名と橋本環奈さんの名前を両方紹介するためでしょう。

初めて見るとなぜ変わったのかわかりにくいですね。

 

映画の中でも有名人という設定は、なかなかおもしろい演出でした。

 



リョウコのプロフィールを紹介!

橋本環奈さんが演じたリョウコ(芸名:秋川莉胡)のプロフィールは下記のとおりです。

【名前】リョウコ

【芸名】秋川莉胡(あきかわりこ)

【愛称】リコ

【年齢】17歳、高校2年生

【性格】大人びていて冷静

【設定】天才子役から人気女優

【参加理由】私が私でいるために、リコというまやかしの自分を葬り去るため

(引用元:映画「十二人の死にたい子どもたち」公式サイト)

 

リコという大人によって作られた虚像を破壊するために参加したという「リョウコ」、死ぬときまで大人に利用されたくないという芯の強い女性を橋本環奈さんが見事に演じていますね。

 

監督は次のように橋本環奈さんについて述べています。

国宝級の美少女。今回はおもしろさは一切なく人間の光と影を演じてくれた

(引用元:映画「十二人の死にたい子どもたち」公式サイト)

 

 

今回は、映画「十二人の死にたい子どもたち」のエンドロールで、「リョウコ」の役者名が変化するのはなぜかについて解説しました。

リョウコは映画の中でも美人女優でしたので、映画の中の芸名と、実際に演じた橋本環奈さんの名前を両方表示するために変化したと考えられます。

橋本環奈さんは、人気女優が死を求めるという設定の役柄を見事に演じていました。

映画「十二人の死にたい子どもたち」は、サスペンスですが最後は明るい気分にしてくれる良作で大変楽しめます。

 

この記事がお役に立ちましたら幸いです。